川崎から完全移籍した水原のMF小塚は、2試合連続で先発出場し、絶妙なスルーパスで相手DFを退場に追い込みました。

J1の川崎から韓国Kリーグの水原に完全移籍したMF小塚和季(28)は、本拠地で行われた浦項戦でフル出場し、1-1の引き分けに終わりました。

移籍後初出場となった9日の大田戦に続いて2試合連続で先発した小塚は、前半から積極的にゴールを狙い、鋭いミドルシュートを放ちました。

後半15分には素晴らしいスルーパスでチャンスを演出し、相手の守備選手を退場に追い込みました。この反則で得たFKを、後半開始から出場したセルビア出身のFWムリッチが直接決め、水原が後半17分に先制しました。

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水原は試合を数的優位で進めていましたが、後半34分に相手のコーナーキックから犯したファウルでPKを与え、ブラジル出身のFWカルバーリョにゴールを許し、同点に追いつかれました。

水原は3試合連続の引き分けで最下位から順位を上げることはできませんでした。次節は中2日の15日に首位の蔚山を本拠地で迎えます。水原は韓浩康や安柄俊、金甫炅といった選手たちを擁していますが、今シーズンは2勝6分け14敗と低迷しています。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の優勝経験を持つ名門クラブとして、水原は小塚を起爆剤に立て直しを目指します。