【大相撲】春場所優勝の霧馬山、大関昇進の試練に目を向ける。

【春場所優勝の霧馬山】

大阪(共同)–大相撲春場所で優勝した霧馬山は、前夜祭を終え、すでに大関昇進を目指す次の場所を見据えていると述べた。

26歳のモンゴル人力士は、日曜日のエディオンアリーナ大阪で、規定試合とサドンデスタイブレークで小結大栄翔を破り、キャリア初のトップディビジョンタイトルを獲得した。

大阪府堺市で行われた記者会見で、霧馬山は「最高の気分だった。でも、昨日は昨日で終わってしまった。今日から、次の場所のことを考えたいと思います。]と語った。

大相撲夏場所は5月14日、東京・両国国技館にて開幕する。

【写真】小結大栄翔を土俵の外に投げとばす霧馬山

大阪では、霧馬山(本名ビャンバチュルン・ルクハグヴァスレン)が、関脇としてデビューして15日目にして12勝目を挙げ、タイブレークに突入した。

1月に11勝、3月に12勝を挙げ、日本相撲協会が定める大関昇進の基準である3場所通算33勝の達成に向け、順調な滑り出しを見せている。

「大関に昇進できるのは、偉大な力士だけです。大関になることをあまり考えずに、普段通りの稽古や生活をしようと思います」と、霧馬山は語った。

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春場所は、1926年の昭和以降、初めて二枚看板の力士が休場したことで影が薄くなった。

横綱の照ノ富士は昨年10月に両膝を手術して以来、3大会連続で初日から休場し、大関の貴景勝も膝の故障で7日目に休場した。

日本相撲協会の八角理事長は霧馬山の大関昇進について「このチャンスをつかむか、逃すかは彼次第だ。彼は頑張らなければならない。」語った。