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浦和は3得点で圧勝。中島の初スタメンでの活躍が光り、2大会連続でACL本大会出場を決めた。

「ACLプレーオフ、浦和3-0理文（香港）」（22日、埼玉スタジアム）

前回大会優勝のJ1浦和が理文（香港）に3-0で快勝し、2大会連続で9度目の本大会出場を確保した。前半早々に小泉と興梠が得点し、最終盤に関根が1点を追加。今大会から時期が変更されたACLは9月に開幕し、来年5月まで続く。日本からはJ1の横浜FMと川崎、J2の甲府も参戦し、24日に1次リーグの組み合わせ抽選が行われる。

浦和は連覇へ向けて、まずは第一関門を突破した。ACL本戦への出場を確保し、監督のスコルジャも「グループステージへ進出することは、浦和とともに現代のサッカーにおいても重要なこと。私にとっても特別な日だ」と満足げに語った。

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前回の王者としての使命感が勝利に繋がった。中島がチームを引っ張った。国内復帰から6年ぶりの公式戦スタメンで、背番号「10」を背負った中島。前半3分、中島のパスからMF大久保が右サイドからのクロスを供給し、MF小泉が先制点を決めた。

中島は「難しい試合になるかと思っていたが、早い時間に得点できて楽になった」と振り返る。そして、わずか3分後。再び中島が牽引し、右サイドからDF酒井のクロスにFW興梠がヘディングで2点目を挙げた。

後半20分には交代となり、「後半も5分ぐらいで足が攣った。もっと練習して頑張ります」と笑みを浮かべた。それでも「状態はかなり良くなってきた」と語る中島が、リーグ戦での立て直しとACLの連覇に向けて鍵を握りそうだ。