八角理事長、還暦土俵入り。ファンから「北勝海」と声援。感慨の瞬間。
日本相撲協会の八角理事長(60歳、元横綱北勝海)は2日、東京・両国国技館で還暦土俵入りを行いました。これは、理事長としての在任中では、2013年の北の湖理事長(元横綱)以来5人目のことです。
稽古総見の後、約4,000人のファンが残り、彼のしこ名を呼ぶ声が響き渡りました。「北勝海」と呼ばれる瞬間に、彼は感慨深げに語りました。「入ってきた時に『北勝海』って言われて、じーんときました。現役の時を思い出したんです」と。
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太刀持ちは君ケ浜親方(元関脇隠岐の海)が務め、露払いは北勝富士の弟子2人が担当しました。八角理事長は「うれしいですよね。親方冥利に尽きる」と、嬉しそうに頬を緩めました。