正代、2度の大関撃破で混戦演出。付け人のアドバイスが効果的。
「大相撲秋場所・7日目」(16日、両国国技館)では、平幕の正代が大関の貴景勝を押し出し、3勝目を手にしました。この場所で2人目の大関撃破を果たし、元大関が存在感を発揮しています。貴景勝は2敗となりました。新大関の豊昇龍は小結の錦木に敗れ、4敗目を喫しました。かど番の大関霧島は玉鷲に勝利し、2敗をキープ。トップは1敗の高安と熱海富士、そして平幕の2力士が続いています。
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正代は前に出る力強い相撲を見せており、貴景勝の張り手にもひるみませんでした。寄り身のテクニックで相手を押し出し、勝利を収めました。過去の対戦成績では不利な状況でしたが、付け人の三段目力士・豊竜からのアドバイスが功を奏しました。「引くなら、引かれて負けてきてください」という言葉を受けて、正代は肩の力を抜いたと語りました。 この勝利は、4日目の豊昇龍戦に続く大関撃破となり、貴景勝に唯一の敗北を与え、秋場所の混戦を演出しました。正代は「今日みたいな相撲ができるなら、他の相撲も内容よくできたかもしれない」とコメント。彼の爆発力が最大の魅力であり、元大関の実力で三役復帰が近づいていることを示唆しました。