オリックスは20日、ロッテに逆転勝利し、リーグ3連覇を達成。

試合後、喜びに満ちたビールかけの儀式が行われました。選手たちは3000本のビール(アサヒ、キリン、サントリー各1000本)を頭からかけ合い、喜びを分かち合いました。選手会長の杉本はラオウのコスプレで大喜びし、「今日は暴れたり~」と叫びながら始まりました。監督、コーチ、選手たちが入り乱れ、女子アナウンサーにもビールを浴びせて喜びました。

コロナ禍のため自粛するケースもありますが、プロ野球では優勝後のビールかけが儀式となっています。14日、18年ぶりに優勝した阪神・岡田監督は「もう一回するからね。今日は予行演習でやってください」と呼びかけました。これはチームを団結させるための合言葉ともなっています。

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ビールかけはいつから行われているのでしょうか。1959年の南海が最初だと言われていますが、当時の記事によると、祝勝会で外国人選手のジョン・サディナが「アメリカ式のお祝いをしよう」と提案しました。彼は宿舎の風呂場でユニフォームのまま湯船に飛び込んだり、シャワーを浴びせたりしたといいます。その流れでビールをかけたとされ、エースの杉浦忠は苦笑いしながら「アメリカ式は苦手だ」とコメントしています。当時、MLBではすでにシャンパンファイトが行われていました。 翌年、大毎がリーグ優勝すると、主将の荒川博が仲間に次々とビールをかけ、お祭り騒ぎが始まりました。1960年10月6日のデイリースポーツの紙面では、「ビール浴びて祝勝会」という見出しで、大毎ナインの喜びが伝えられていました。