貴景勝、3敗で順調。熱海富士に勝利し首位タイ。賜杯獲得へ集中。
大相撲秋場所・13日目」(22日、両国国技館)
大関貴景勝は、2敗だった平幕熱海富士を寄り切りで破り、3敗をキープしてトップに並びました。大一番での勝利は優勝に向け大きな一歩。貴景勝の実力を示し、4度目の賜杯を目指します。一方、平幕の高安は北勝富士に敗れて4敗に後退。大関同士の対決では、霧島が豊昇龍を破り、勝ち越しを決めました。一方、豊昇龍は7敗目で絶望的な状況となりました。優勝争いは、3敗の貴景勝と熱海富士を含む関脇の大栄翔など4人が4敗で追う混戦となりました。
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貴景勝は、21歳の若手に立ちはだかる難敵との直接対決を制しました。初の大関戦に臨む熱海富士に対し、的確な技で勝利を収めました。敗れた熱海富士とは対照的に、貴景勝は厳しい表情を崩しませんでした。
貴景勝は番付の重みを背負い、若手力士を相手に頑張り続けてきました。彼にとって、若手をはね返すことは大関の責任だと語りました。最終盤を迎えて単独首位を維持し、優勝への道を切り拓く決意を示しました。 このまま勝ち抜いて優勝すれば、2016年秋場所の豪栄道以来9人目のかど番優勝者となります。「あと2日、集中して戦います」と意気込む貴景勝。4度目の賜杯を手にし、大関の威厳を見せつけることを目指します。