GK前川、父子2代A代表出場を誓う。
サッカー日本代表は、カナダ代表戦(13日、デンカビッグスワンスタジアム)に向けて、千葉県内で練習を開始しました。初日には10選手が参加しました。29歳のGK前川黛也(神戸)は、2年ぶりの代表復帰を果たし、練習後にインタビューに応じ、父であるGKの和也氏(55歳)と父子2代でのA代表出場を誓いました。一方、前田大然(セルティック)は負傷、三笘薫(ブライトン)は体調不良のため不参加となり、川辺駿(スタンダール・リエージュ)と奥抜侃志(ニュルンベルク)が追加招集されました。
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前川は今回こそ日本代表としてプレーする覚悟を持っており、前回の代表招集時では試合に出場する機会がありませんでした。しかし、今シーズンはJ1リーグで最少失点の守護神として活躍し、「結果を出しつつ自己成長も図りながら選ばれた。自信を持って参加できている」と語っています。
前川に出場の機会が訪れれば、父である和也氏との父子2代での国際Aマッチ出場となり、Jリーグ発足以来の2組目の快挙となります。父からのアドバイスは特になかったと言いますが、父を尊敬し、「僕もそこを目指していきたい」と誓っています。 A代表で成功するためには、シュートストップや冷静な判断力などの特長を活かす必要があります。17日のチュニジア戦はホームでの開催で、前川にとっては心強い後押しとなるでしょう。「自分の長所を最大限に発揮して頑張りたい」と力強く語りました。