石川遼 今季最終戦へ課題をクリアに 「テーマと向き合う最後の4日間」 JTカップ30日開幕。
男子ゴルフのクライマックス、日本シリーズJTカップが30日、東京よみうりCC(パー70、7023ヤード)で開幕します。
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過去2回制覇したことのある石川遼(31歳、CASIO所属)は29日、プロアマ戦に参加しながら最終調整を行いました。彼はこの4日間を自分のテーマに向き合うための時間だと位置づけました。
過去に2度も優勝した大会だからこそ、彼は自分の中の甘えを排除するつもりです。「テーマと向き合う今年最後の4日間」という石川の言葉によれば、「頼むからうまくいってくれ、みたいなメンタルではやりたくない」とのことです。
彼のテーマは明確です。「防げるミスは防ぎたい」。彼は「文字映えするコメントでなくて申し訳ない」としながらも、この3年間取り組んできたスイング改造を終え、「調子が全体的に悪くない」とのこと。それゆえにこの課題が見えてきたと述べました。
彼は過去に日本人選手として最高の成績を収めた米国ツアーのZOZO CHAMPIONSHIPなどで、「確率は低いが1回だけうまくいってくれ」というショットが成功したり、「やっちまったな、みたいなミスをしてもパーセーブできたり」したことを振り返りました。しかし、それは後に悪いスコアとなり現れました。 彼が気づいたのは、「自分でしっかりと練習してきたことで戦いたい」ということ。彼は今年の内に課題をクリアし、来年に持ち越すつもりはありません。最終戦を迎える彼の意気込みは高いですね。