タパレスが井上尚弥戦に向けて、「彼にも弱点がある」と発言し、「私が勝つ」と自信を見せる。
26日に東京の有明アリーナで行われる世界スーパーバンタム級4団体統一戦に向けて、井上尚弥とマーロン・タパレスが準備を整えています。井上が有利と見られる中、タパレスはフィリピン地元紙に対し「私が勝つ」と自信を示しました。「私はずっと戦って生き残ってきた」と語り、自身の実力を証明する機会としてこの戦いを捉えています。
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フィリピンの新聞は「タパレスはナオヤ・イノウエとの4団体統一王者戦での勝利を誓う」と報じ、タパレスの自信満々な様子を伝えています。彼は「P4Pのトップボクサー(井上)と毎日戦えるわけじゃないから、戦えることにとても感謝している。そうすることで、私も彼のレベルにいるという意味になる」とコメントし、勝利に向けた彼の決意を示しています。
タパレスは自身のボクシング人生について振り返り、「私は常にアンダードッグだった。だからこれは新しいことではない。私は若い頃からずっと戦って生き残ってきたんだ」と述べ、自身の持つ強さを強調しています。彼はまた、「私たちはみんな弱点がある、そして彼も」と井上の弱点を突く準備を整えていることを明かしています。この注目の試合がどのような結果となるか、期待が高まります。
タパレスのプロフィールと戦績
●名前:マーロン・タナン・タパレス
●40戦 37勝(19KO)3敗
●生年月日:1992年3月23日
●年齢:31歳(2023年12月現在)
●国籍:フィリピン
●出身地:フィリピン北ラナオ州トゥボッド
●身長:163㎝
●リーチ:165㎝
●階級:スーパーバンタム級
●スタイル:サウスポー
マーロン・タパレス選手は、地元フィリピンのメディアからは「ナイトメア(悪夢)」という愛称で呼ばれ、「相手選手に悪夢を見せるボクサー」と言われています。スーパーバンタム級では小柄ながらも、オフェンスとディフェンスの両面で巧みな戦いを展開しています。
彼は右ジャブを駆使して相手に攻撃を仕掛ける適切な距離を保ちつつ、素早く、そして的確に強力な左ストレートを放つ戦術を得意としています。
タパレスは堅実な構えから、体重移動を上手に活かし、サウスポーの技術を駆使したパンチを繰り出します。そのパワーは大柄な相手にも引けを取りません。
彼のディフェンスもまた優れており、オープンスタイルやL字ガード、両手を上げたガードなど、多彩なスタイルを使い分けます。素早いバックステップやスウェーバックを駆使して相手の攻撃をかわし、危機を脱する巧みな動きも持ち味です。
タパレスは攻守のバランスが取れた選手であり、その戦い方は注目に値します。
井上尚弥のプロフィールと戦績
●名前:井上尚弥
●25戦 25勝(22KO)
●生年月日:1993年4月10日
●年齢:30歳(2023年12月現在)
●国籍:日本
●出身地:神奈川県座間市
●身長:165㎝
●リーチ:171㎝
●階級:スーパーバンタム級
●スタイル:オーソドックス
アマチュア時代には高校生にして7つのタイトルを獲得し、プロ転向後も8戦目での2階級制覇、世界王座戦20連勝、 世界王座戦18KO勝利、世界王座戦70秒での最短KO勝利、世界王座海外防衛4度など数多くの日本記録を樹立している。 血液型A型。 既婚。