鹿島が4失点で4連勝!アウェイC大阪戦は衝撃の11連勝【J1第12節】

大阪ダービーでの劇的勝利から3日後、鹿島アントラーズをホームに迎えるセレッソ大阪の明治安田生命J1リーグ第節に挑む。

60回目の公式戦である第60回大阪ダービーの試合前、指揮官の言葉が続いた。難しい展開だったが、前半、松田陸のクロスからレオ・セアラが先制点をヘディングで合わせ、同点に追いつかれた後半も崩れることなく戦い、最後は自陣からのロングカウンターが決まり、山中亮輔のクロスから加藤陸次樹が決勝点。最後は自陣からの長い反撃で加藤陸治選手が決勝ゴールを決めた。「ダービーは勝つことがどれだけ重要か。それを僕はキャリアを通じて感じてきた。どんな内容であれ勝てたことに、ファン・サポーターは誇りをもって欲しい」と香川真司は語ったが、18選手全員が戦い、勝利した大阪ダービーの勝利の価値は計り知れない。



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「選手たちがより明るく引き締まった表情でプレーしている姿を見て、改めてダービー勝利の力を感じた」と小菊監督も話すなど、確実にチームの一体感は増した状態で迎える今節だが、冒頭で記した通り、近年、鹿島とのホームでの相性は思わしくない。“小菊セレッソ”になって以降も21年、22年とホームでは敗戦が続いており、昨季も0-3で完敗。そうした流れを変えるためにも、大阪ダービー同様、明日は何が何でも勝利にこだわりたい。ポイントの一つは先制点。前節の鹿島は、前半に相手のミスを突いて先制すると、その後は守備を固める現実策でウノゼロ勝ちを達成している。この流れは鹿島にとって十八番とも言える展開であり、セレッソも幾度となく煮え湯を飲まされてきた形だ。それだけに、相手のペースに持ち込ませないためにも先手を取る必要がある。また、選手一人一人に強さがある相手に対し、局面での1対1、球際のバトルで負けないことも、この試合では特に重要だ。2トップに入れてくるボールに対し、CBを中心とした守備陣のチャレンジ&カバー、さらには中盤でのセカンドボール争いも含め、1試合を通じてタフなプレーが求められる。明日は雨の予報もあるだけに、ピッチ状況に応じたプレー選択も必要になるか。その上で、前節も光ったサイドからのクロスも含め、相手のスキを逃さず、ゴールをこじ開けていきたい。

両チームの勝点差は『1』。今後の上位争いを考えても、ここで鹿島を突き放すことは非常に重要になる。現在3連勝中と勝負強さを取り戻してきた相手に対し、堅い試合になる可能性は高い。チャンスを決め切り、隙を与えない。攻守において、より細部にこだわることが勝点3に直結するだろう。ゴールウィーク3連戦ラストの一戦。踏ん張りどころの一戦で、チーム、選手、サポーターが一体となって難敵を撃破し、上位へ向かいたい。