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熱海富士、湘南乃海に快勝！八角理事長が若手の堅守を絶賛。

「熱海富士、湘南乃海に快勝！九州場所でトップに立つ若手の活躍」

平幕力士の熱海富士が湘南乃海を破り、勝ち越しを果たしました。21歳の熱海富士は、前場所に続き今大会でも好調で、先場所の涙の優勝決定戦に続く活躍で今大会の注目を集めています。大関陣では霧島が勝ち越しを決め、貴景勝と豊昇龍も７勝目を挙げました。現在、4人が2敗でトップに並び、その後ろに6人が追いかけています。

熱海富士は左右の攻めを見せつつ、湘南乃海に対して強力な押し出しを決めるなど、見事な戦いぶりでした。彼は勝ち越しについて、「星はあまり意識していなくて、気が付いたら勝ち越していた。嬉しいです」と笑顔で語りました。

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1年前の九州場所では十両に転落しましたが、その後の努力で再び幕内に返り咲き、今大会でも注目を浴びています。八角理事長も彼の積極性を称賛し、「前に出る姿勢が素晴らしい。若手らしいプレーがいいね」と話しています。

熱海富士は2敗を守り、残り5日間に突入します。彼の体調管理の秘訣は「早寝」。眠気がなくても、夜10時から11時には布団に入り、体力を回復させるよう努めています。 彼が優勝すれば、19場所での優勝記録を更新し、1958年以降で最速記録となります。「地味に頑張ります」と彼は謙虚に話し、存在感を増していく21歳の活躍が賜杯争いを盛り上げています。