千葉華、ツアー2戦目で11位。兄は元ボクシング王者。

「女子ゴルフ・資生堂レディース・第1日」(29日、戸塚CC西コース、パー72)では、プロ1年目の千葉華(24歳、国際スポーツ振興協会所属)が素晴らしいパフォーマンスを見せました。彼女は5つのバーディーと3つのボギーを記録し、70のスコアで2アンダーで首位から3打差の11位につけました。宮田成華とペ・ソンウ(韓国)の両選手が67のスコアで首位に並んでいます(5アンダー)。桑木志帆とサイ・ペイイン(台湾)が4アンダーで3位に位置し、永井花奈、佐藤心結、吉田優利らが3アンダーで5位につけています。前年の覇者である青木瀬令奈と岩井明愛、千怜姉妹は1アンダーで15位につけています。

千葉選手は13番ホールのパー5で最初のバーディーを奪取し、14番ホールのパー3ではグリーン左からの15ヤードのアプローチをチップインで成功させるなど、見事なゴルフを展開しました。「自分の意図した場所にボールを落とし、見事に入ってくれた」と彼女は語りました。プロデビュー戦となった3月のアクサ・レディースではハウスキャディーをつけていましたが、この日は「頼りになる大好きな先輩」として、女子プロゴルファーの柳下春歌が彼女のサイドでサポートしました。

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千葉選手は高校3年生の時にトレーニングを兼ねて平仲ジムに通い、プロ転向を勧められた経験もあります。拳のケガを心配して断りましたが、彼女の精神力は昨秋、5度目の挑戦で合格したゴルフのプロテストに生かされました。

次兄の開(かい)はプロボクサーであり、前OPBF東洋太平洋バンタム級王者です。彼女は兄を尊敬し、「あきらめなければ必ず達成できる。彼は優しく、素晴らしい人間性も持っています」と語りました。

千葉選手は高校3年生の時にプロ転向を勧められましたが、「拳の皮がむけちゃってダメ」と断りました。しかし、彼女は昨秋のプロテストでの5度目の挑戦で合格し、培った精神力が活かされました。

彼女は兄とあまり連絡を取っていないようで、「私がここで試合をしていることも知らないと思う。ジムが横浜(横浜光)なので近くにいると思いながら」と語っています。1ラウンドを終えて彼女は首位と3打差ですが、まだまだ戦いはこれからです。 千葉華選手は155センチの身長を持ち、体重は60キロです。彼女のゴルフキャリアはまだ始まったばかりであり、今後の彼女の活躍に期待が高まります。