井上尚弥がスパーリングを始め、タパレス戦のスキル向上を目指し、12月の試合開催が有望です。
S・バンタム級の2つの団体統一王者、井上尚弥とWBAバンタム級王者の井上拓真は、それぞれの試合に向けたスパーリングを行うため、メキシコからパートナーが来日しました。
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メキシコから来日したのは、エリック・ロブレスとホセ・アンヘル・ガルシアの2人です。23歳のロブレスはIBF・S・バンタム級の15位にランクされる若手で、IBOのタイトルホルダーでもあります。一方、ガルシアはフェザー級の選手で、好戦的な25歳。彼は尚弥の標的として期待され、S・バンタム級の2つの団体王者であるマーロン・タパレス(フィリピン)対策にもなるでしょう。
尚弥は12月にWBAとIBFの王者であるタパレスとの4団体統一戦を予定しており、「今日が外国勢とは初めてでした。今日やってみて練習になる相手、あきらめない相手だと分かりました。2人は1カ月間、いてくれるそうなので、ギアを上げてやっていこうと思います。次戦は正式に発表できるまで、もう数日お待ちください。タパレス戦を想定し、ギアを上げていきたい」とコメントしました。
一方、拓真は11月15日に元IBF・S・フライ級王者であるジェルウィン・アンカハス(フィリピン)との初防衛戦を控えており、「先週からフィリピンの3人とスパーリングを開始しました。週2、3回ぐらいのペースでやる予定でいます。今日のメキシコ人の方がアンカハスに似ている部分がある。5人もサウスポーがそろうなんて環境的にはすごくいいですね」とパートナーの来日を歓迎しました。スパーリングは試合の2週間前か、10日前に終了する予定です。