岩井明愛、涙の完全優勝。年間女王を狙う決意「いずれは狙いたい。今年も」。

女子ゴルフの住友生命レディース東海クラシック最終日で、岩井明愛(21歳、Honda)が首位からスコアを2つ伸ばし、通算15アンダーで優勝しました。岩井は4月のKKT杯バンテリン・レディース以来の今季2勝目を挙げ、初日からトップの座を守っての完全優勝となりました。2位は小祝さくらで、1打差の14アンダー。3位には西村優菜、笠りつ子、西郷真央、イ・ミニョン(韓国)が並びました。

岩井明愛は、10センチのウイニングパットを沈めて勝利を決め、涙を流しました。彼女は「ホッとした。2勝目は自分はできないと思っていた。不安との戦いもあって、ホッとした部分が大きい」と語り、父親も感極まって涙を拭いました。

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最終日、岩井は3打リードでスタートし、1番でバーディーを奪いました。後半の11番と12番でも連続バーディーを決め、勝利への道が開けたかに見えましたが、14番でダブルボギーを叩いてしまい、競り合いが続きました。しかし、岩井は焦ることなく立ち直り、「何とかなる。珍しく大丈夫と思える自分がいた」と述べました。最終的に、16番でのバーディーを決め、成長を実感しました。 この優勝により、年間ポイントランキングでトップの申ジエ(韓国)との差が縮まり、岩井は年間女王の座を目指す姿勢を示しました。「いずれはやっぱり狙いたい。今年もチャンスだと思う」と語り、2勝目を挙げた岩井明愛が終盤戦の主役となりました。