岩井明愛、史上4人目の2週連続完全優勝。前週の2勝目で自信をつけました。

「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子・最終日」(9月24日、利府GC)

21歳の岩井明愛(Honda)が、利府ゴルフクラブで行われた「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子・最終日」で、首位からスタートしました。岩井は、ラウンド中に1つのイーグル、3つのバーディー、そして2つのボギーを記録し、ラウンドスコア69でフィニッシュ。彼女は通算で13アンダーパーとなり、初日からのトップを守って優勝しました。この2週連続の優勝は、1988年以降で4人目の快挙です。今シーズンで彼女は通算3勝目を挙げました。2位は西郷真央で、2打差。3位は浜田茉優、山下美夢有、尾関彩美悠、申ジエ(韓国)の4人で、4打差でした。

岩井明は、特に8番ホールで圧巻のパフォーマンスを見せました。パー5の8番ホールで、227ヤードの第2打を3番ウッドでグリーンに運び、14メートルのパットを左からカップに沈めた瞬間、彼女は力強くガッツポーズを披露しました。

彼女はこの時点でトーナメントトータルで12アンダーパーとし、追いかける選手との差を4打に広げました。「差が広がっても何が起きるかわからない。特に自分はOBやパットでミスをすることがある。最後まで集中しました」と語りました。それでも、彼女はラウンド中ずっとトップをキープしました。最終ホールでの1メートルのパーパットを沈めた際には、再び右手を挙げて喜びました。

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姉妹で2週連続の優勝を果たし、初めての姉妹快挙を成し遂げた岩井明は、「千怜とお互い、歴史に残るような結果になってよかった」と語りました。彼女たちは、双子の妹である千怜が昨年、初優勝から2週連続優勝を達成しています。「めちゃくちゃすごい。いつか自分もやりたい」と思った一方で、「先に行かれた感じはあった。焦り、追いつかなきゃという気持ちもあった」と振り返りました。

岩井明自身は、今シーズンの4月にKKY杯バンテリン・レディースで初優勝し、「焦りがなくなって自分のゴルフができるようになった」と感じました。前週の住友生命レディース東海クラシックまで、2勝目が達成できるか不安でしたが、「2勝目ができないかもという不安が自信に変わった。それがきょう優勝できた要因かもしれない」と語りました。彼女の2週連続のトップキープは、イ・ボミ、申ジエ(韓国)、鈴木愛に続く快挙です。

岩井明の父方の祖母である千重子さんは、2日前に71歳の誕生日を迎え、最高のプレゼントをもらったことを喜びました。「本当にきょうは記憶に残る一日になった」と述べました。2週連続優勝は、岩井明が51人目の選手となりますが、そのうち3週連続優勝を達成したのは、全美貞(韓国)と鈴木愛の2人だけです。 次戦は日本女子オープン選手権で、岩井明は「自分のプレーをしていれば結果はついてくると思う。変わらず自分らしくプレーしていきたい」と語りました。攻撃的なゴルフを続ければ、メジャー大会でも快挙が実現するかもしれません。