国体相撲・成年の部で川渕一意が個人優勝、鳥取県が団体戦で14年ぶりV。

特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の相撲競技最終日が15日、鹿児島県奄美市の名瀬運動公園サンドームで開催されました。この国体は元々2020年に予定されていたものでしたが、コロナ禍の影響により延期され、「特別国民体育大会」として実施されました。

成年の部団体戦では、鳥取県が14年ぶりの優勝を果たしました。鳥取県は松井奏凪人とアルタンゲレル・ソソルフーの2人に、元学生横綱の中島望(27=日大職員)を加えた強力なメンバー構成で決勝で石川県に勝利しました。一番はソソルフーが川渕一意(日大4年)を破る活躍で先制し、中堅の中島が勝利を決めました。

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新潟県は6連覇を狙いましたが、4位に終わりました。村山大洋(31=海洋高教員)など、新たな顔ぶれで挑むものの連覇は途絶えました。

個人戦では、川渕一意(石川県)と草野直哉(熊本県)が決勝に進出し、日大4年生同士の対決となりました。川渕が巨体を生かして寄り倒しで勝利し、今季6個目のタイトルを獲得しました。なお、制度の変更により、幕下最下位格付け出し資格獲得となりました。

また、鳥取県のソソルフーが4位、松井奏凪人がベスト8に入り、制度の変更によって幕下最下位格付け出し資格を得ました。これは将来の角界入りにつながる重要な結果となります。 大学4年生では、準優勝の草野とベスト8の三田大生(栃木県=近大)も幕下最下位格付け出し資格を獲得し、若手力士たちの活躍が光りました。