霧島、綱取り学び九州場所V。「夢つかまえたい」と感謝。
大関霧島(27歳)が、九州場所で2度目の優勝を果たし、翌日に福岡市内の宿舎で会見に臨んだ。陸奥親方の指導を受けてから3場所目で初の優勝を達成し、「自分の目標だった。本当にうれしい」と笑顔を見せた。
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来年の初場所では、横綱の地位を目指すことを明言。「それは神様のような存在で、簡単に手に入るものではない」と語ったが、師匠である親方の影響を強く感じ、「彼のおかげで人生が変わった」と感謝の意を述べた。そして、親方が来年の4月に定年を迎えることから、「定年前に一つの夢をつかみたい」と、横綱昇進への意欲を燃やした。 興奮冷めやらぬ千秋楽の支度部屋では、妻と3歳の娘と初めて優勝写真を撮った霧島。「娘は相撲が大好きで、勝つと喜び、負けると泣くんです」と家族のことを明かし、「これからも何度でも優勝写真を撮りたい。それが夢です」と話した。