堀琴音、シード喪失の涙…年間51位でも前半戦出場権獲得。

「大王製紙エリエール・レディース最終日、堀琴音がシード喪失に涙」

堀琴音は6位スタートし、3バーディーと1ボギーで69のスコアをマーク。しかし、通算9アンダーの成績で9位タイにとどまった。大会終了時の年間ポイントランキング50位以内がシードの条件だが、55位から51位までポイントを伸ばしたものの、3季連続のシード獲得はならなかった。ただ、年間51~55位の選手には来季前半戦の出場権が与えられた。

堀はホールアウト後、「シード争いは初めてで、こんなにつらいとは思わなかった」と涙を見せた。序盤から苦しんだシーズンでランキングを上げ、55位まで進出した時点で「辛かった」と振り返り、「年間50位に入れればラッキーだったけど、今週は予選を突破し、最後はバーディーで終えられた。来年も優勝できるように頑張りたい」と語った。

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50位以内に入るためには、単独11位以上の成績が必要だった。堀は10ホール連続でパーを記録し、11番でボギーを叩く苦しい展開だったが、直後の12番と16番でバーディーを奪取した。

最後の17番でのバーディーパットは決まらず、最終ホールの18番で意地を見せた。168ヤードの第2打で、「どこに打っても変わらない状況。ピンしか見ていなかった」と述べ、左30センチにつける素晴らしいショットを決め、バーディーで9アンダーに追いついた。 9位の6人が同点となり、56・25点を記録。年間ポイントは445・66点に伸ばしたが、予選落ちしていた年間50位の浜田茉優には0・35点差で及ばなかった。