宮川、スーパーライト級で苦しい戦いを制して新人王西軍代表に。

「ボクシング・新人王西軍代表決定戦」(12日、エディオンアリーナ大阪)

スーパーライト級の宮川竜成(尼崎亀谷)は、中里雄大(中日)に対して苦戦しながらも、判定での勝利を手にしました。

試合内容は完璧とは言い難かったが、宮川はトリッキーな中里をしっかり攻略し、西軍代表の座を勝ち取りました。中里は身長やリーチで優位に立ちながらも、執拗なクリンチや頭を下げたスタイルで戦ったため、宮川は思うような攻撃ができませんでした。しかし、3回にコーナーに追い詰めると、鋭く伸びた左ストレートで見事なダウンを奪いました。最後まで粘る相手を仕留めきれなかったものの、3人のジャッジが全員40-35で宮川を支持しました。

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宮川は「まず、ホッとしたというのが一番大きいですね。もっとパンチを数多く出して、ストップに持っていけたらよかったけど…。3ラウンドにダウンを取ったストレートが早い回に出ていたら」とコメントし、KOを逃したことを残念に思っている様子です。それでも、変則的なファイトに焦らずに対応できたことは収穫となりました。 関学大ボクシング部の主将として、関学大出身らしいブルーのトランクスとサイドラインを身に纏った宮川。デビューから3連勝を果たしたサウスポーは、12月の全日本新人王決定戦でも西軍代表の座からセンスあふれる戦いを見せることでしょう。