那須川天心、ボクシングデビュー2連勝。ラスベガスの“爆買い”が活力源。

「ボクシング 8回戦(18日、有明アリーナ)」

那須川天心(25歳、帝拳)はルイス・グスマン(27歳、メキシコ)との8回戦で、初のKO勝利は収められませんでしたが、3-0の判定勝利でデビューから2連勝を飾りました。

リングで見せる表情とは異なり、取材中は明るい雰囲気を放つ天心選手。おそらく彼の天賦の才能のおかげでしょうが、8月のラスベガス合宿では現地の人々とすぐに打ち解けました。オフの時間には、日本では手に入らないアイテムを爆買いし、それがトレーニングへの活力に繋がったと言います。

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「よく行くショップの店員におすすめの帽子のショップがあるか尋ねたら、すぐに教えてもらえました。」購入の決断をしたら、ためらわずに20個もの帽子をレジに並べました。スタッフが「全部買うの?」と驚いたそうですが、「日本にはないものだから」と思い切りよく購入しました。「店員とも仲良くなれたし、『また来てくれ』って言ってもらえて、新しい友達もできました」と、さらりと振り返りました。 合宿中はコンドミニアムに滞在し、栄養士と協力して朝食を自分で作り、体力向上に貢献しました。「充実した合宿で、収穫ばかりでした」と彼は語りました。日々の満足のいく合宿が、彼の快勝につながったのです。