ウェルター級で番狂わせ、サンティリャンがロチャをKO。フンドラ妹が女子世界王者に。
ロサンゼルス近郊のキア・フォーラムで開催されたゴールデンボーイプロモーションズのイベントで、WBO傘下NABOウェルター級タイトルマッチが行われ、挑戦者ジオバニ・サンティリャン(米)がWBO1位の王者アレクシス・ロチャ(米)に6回1分13秒のKO勝ちを収め、サバイバルマッチに勝利し世界王座への前進を果たしました。
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サンティリャンはサウスポーで、初回から連打でリードを奪いました。ロチャは早くも鼻血を流す苦しい展開でしたが、2回には反撃し、左右のボディーショットで挽回しました。しかし、サンティリャンは5回に連打でロチャをキャンバスに送りました。ロチャは再び捕まり、2度目のダウンを喫しました。最終的にレイ・コロナ主審が試合を止めました。
サンティリャンは地元サンディエゴ出身で、32勝17KO無敗という成績を持ち、トップランクにプロモートされることが決定しました。一方、ロチャは23勝15KO2敗となりました。
また、同じイベントで行われたIBF女子フライ級タイトルマッチでは、挑戦者のガブリエラ・フンドラ(米)がチャンピオンのアレリー・ムシーニョ(メキシコ)に5回1分18秒のKO勝ちを収め、ベルトを獲得しました。フンドラは初回終了間際にボディーショットで効果的な打撃を与え、その後も優勢に試合を進めました。5回には左でムシーニョを倒し、試合はタオルが投入されて終了しました。
ガブリエラ・フンドラは12勝5KO無敗で、ムシーニョ(34)は32勝11KO4敗2分となりました。同じくフライ級10回戦では、WBO6位のリカルド・サンドバル(米)がビクトル・サンドバル(メキシコ)に97-93×2、96-94の3-0の判定勝ちを収めました。