ソフトバンク、ギータVの打点で逆転。柳田選手、「また明日頑張ります」と意気込み。
「CSパ・ファーストステージ第2戦、千葉ロッテマリーンズ1-3福岡ソフトバンクホークス」(15日、ZOZOマリンスタジアム)
パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は15日、ZOZOマリンスタジアムで第2戦が行われ、レギュラーシーズン3位のソフトバンクが3-1で2位のロッテを下し、対戦成績を1勝1敗としました。明日の第3戦で、ロッテは引き分け以上でファイナルステージ(18日開幕)に進出できます。一方、ソフトバンクが勝利すれば”下克上”の進出となります。
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主砲の柳田選手は執念の一打で希望を繋げました。柳田は決勝の適時二塁打を放ち、チームの勝利に貢献し、ファイナルS進出へ逆転の一石を投じました。
柳田選手は同点の3回、1死3塁のチャンスでフルスイング。「うわっ!って感じでしたけど」と話し、バットの先に当たった打球は3塁の頭を越え、重要な適時2塁打となりました。「いいところに飛んでくれました」とホッとした表情で振り返りました。
ベース上では「先に当たったんで」とビリヤードのポーズを見せ、CSでの通算打点が元チームメートの内川聖一に並び、31になりました。短期決戦での打撃力を誇る主砲は、「偉大なる大先輩に並べたのはうれしいです」と笑顔で喜びました。
前日の第1戦でも2ランを放ち、打線をけん引しましたが、チームは完敗。「負けたので意味がない」と悔しさをにじませたものの、この日は負けたらシーズン終了というプレッシャーにも勇敢に立ち向かいました。3位からの”下克上”への1勝が足りる状況で、藤本監督は第3戦に向けて「勝つことだけを考えて戦っていきたい」と力強く語り、柳田選手も「また明日頑張ります」と意気込みました。