CSファイナルSで、オリックスのエース山本由伸が1試合目の重要性に意気込み。

「2023パーソルクライマックスシリーズ パ」のファイナルSが18日に京セラドームで幕を開けます。3年連続で第1戦のマウンドに立つオリックスの山本由伸投手(25歳)は17日、同球場で最終調整を行い、チームに勝利をもたらすことを誓いました。CSファーストSの戦いも振り返り、ロッテの強さに警戒心を示し、「1試合目は特に大事」と力を込めました。一方、中嶋聡監督(54歳)と杉本裕太郎外野手(32歳)も前日の会見で気迫を語り、ロッテは前回の対戦で山本からノーヒットノーランを達成されたことにリベンジの意気込みを示しています。

山本はすでにロッテの力を認識しており、前回の試合でのロッテの勝利をテレビで観戦し、「最後まで勢いがあった。素晴らしいチームだなと感じました」と述べました。彼は警戒心を忘れず、まずは自身のエースとしての力を発揮し、試合の主導権を握りたいと考えています。

【M88 Mansionのベストオファーはこちらから検索できます】

【その他のスポーツの最新情報はこちら】

【関連記事】

ロッテとの対戦は、ノーヒットノーランを達成した昨年の西武戦を含めて2年連続。美馬投手との対決となります。山本は今シーズン4試合に先発し、3勝1敗で防御率0.64と抜群の相性を誇っています。

CSファイナルSまでの期間には11日の紅白戦で登板し、「いよいよ始まるなという感じがあります」と語っています。実戦登板からは中6日の調整で臨むことができる予定です。

前夜の試合には熱中し、野球の魅力に取り込まれた様子で、「すごく野球は面白いなと思った。本当は(午後)10時に寝たかったのに、テンションが上がってしまって、寝るのがちょっと遅くなってしまいました」と語りました。彼の規則正しい生活が一時的に乱れるほどの情熱が垣間見えます。 中嶋監督はロッテについて「僅差の試合が多い」と述べ、今シーズンの対戦で18試合が3点差以内の接戦だったことに言及しました。オリックスのCS突破率は100%で、山本もその一翼を担うことに責任感を持っています。「とにかく自分の投球をして、より良い状態で試合に入ることかなと思います」と述べ、王者として絶対に負けられない戦いの幕を開けます。